2018-12-22

【好きな作家3】中里花子さん

唐津市にある唐津焼のセレクトショップ(といって良いのだろうか?)「草伝社」さん。主人の原さんと親しくさせてもらっていることもあり、時折家族でおじゃまします。そこの展示方法は少し変わっていて、器の前に小さなフダが置いてあり、それをひっくり返して裏を見ると「作り手と価格」が書いてあるというもの。

すぐ見えるように作り手の名前や価格があると、器より先にそれが目に入って無意識に先入観が働くもの。「あ、これは好きな作家の」とか「高い」とか「安い」とか。このフダは、そんな余計な先入観を阻止してくれます。でも、私がこの手法を気に入っているのは違う理由があります。

それは、「あ、これいいな」と思って、フダをひっくり返すと、なぜかいつも同じ作り手だということ。当てようと思っているわけではなく、本当にこれいいなと思うと、だいたい同じひと。

それが、中里花子さんでした。これは好きになって後で知ったのですが、中里花子さんは、これまた私が大好きな窯元「隆太窯」の娘さん。花子さんの芯の部分に隆太窯の何かがあり、それが私の好きなものに引っかかるものなのでしょうか??器の雰囲気が似ている、とかではないんです。うーん、不思議で面白い。

さて、中里花子さんは、アメリカと唐津の二拠点で活動されており、唐津にあるアトリエがいつも開いているわけではありません。「行ってみたい」と強く思っていたものの、なかなかその機会に恵まれませんでした。しかし、先日「1日だけのワケあり品のセール」があるということを知り、急遽唐津へ!

10時オープンということで、10時に到着!「早すぎたかな?」と思ったのですが、それが全然!!!着いた時には、入れないほどの車、車、車。離合するのもやっとの細い道ということもあり、静かな山あいは数十大の車の列ができているのでした(しかも、高級な外車が多かった 笑)。

お店の中に入ると、これまた人でごったがい!ワケあり品(ヒビあり、ピンホールありなど)で破格値ということもあり、両手に、人によってはサンテナに山盛りにして器を爆買い!していたのでした。

「ちょっと見るだけ…」なんて思っていた私も、どんどん減っていく器の数々、そして「やっぱり大好き!」な花子さんの器に魅了されて、気がつけば、器を手に取る手に取る。夫が選んだ分も合わせると、なんと8つも購入していたのでした(結局、夫がクリスマスプレゼントということですべて買ってくれた!)。

で、ちょっと自慢させてください。買ったやつ 笑

小ぶりなマグ。形がいいんですよね。

肌の違うお皿を3枚。

この肌合いが好きで。

ころりとした小鉢。

鉄粉の表情が面白いゆのみ(そばちょこ?)。

スタイリッシュな形の皿(これは大きくヒビが入っているのですが、金継ぎをする予定です)。

オープンにされていた窯場の横では、花子さんがろくろを回していました。髪がさっぱりと短い花子さんが、ハウスミュージックを聴きながらろくろを回す姿。かっこよかったなぁ。

3人家族のうちの食器棚、どんどん器が揃っていっています。その器に見合うような料理が作れるようにならなくては!

【追記】
花子さんのブログが最高に面白い。嫉妬の嵐!!
http://www.monohanako.com/blog/